晶魚の日記@はてなブログ

更新時前に観たもの聞いたもの思い出したものを行き当たりばったりで書いた一発勝負日記。「晶魚」は、「あきお」と読みます。京都在住。

ギャビン・ライアル1周忌

通勤途中に読んでいたギャビン・ライアルのランクリン大尉シリーズの第1作「スパイの誇り」(早川書房)を読み終える。あまり、なじみの無い第一次世界大戦直前のヨーロッパが舞台ですが、結構面白かった。多分、確信犯で入れたと思うが大国と小国との悲しい力関係。今と変わりが無いことにドキリとさせられる。
あと、ヒロインのコリナがいい。
ライアルのベストとなると「深夜プラス1」「本番台本」「もっとも危険なゲーム」と初期作品ばかりになるけど、この「スパイの誇り」も同じくらい堪能できる。
あと残りのランクリン大尉シリーズ3作も楽しみ。
そう言えば、ライアルは去年の今頃なくなったので、もうこれ以上新作が望めないのが悲しい…。