晶魚の日記@はてなブログ

更新時前に観たもの聞いたもの思い出したものを行き当たりばったりで書いた一発勝負日記。「晶魚」は、「あきお」と読みます。京都在住。

THE DARK KNIGHT その2

そんで、「ダークナイト」の続きをば。
最初は何でジョーカーじゃなくて、ゴードン警部補を
ゲイリー・オールドマンがやっているんだと<オィ
歌いながら耳を切…とか悪徳刑事…じゃないよな。


個人的キャスティングは置いといて(汗
友人は途中で終わってしまった感のある「帝国の逆襲」
以来、久しぶりに映画でモヤモヤ感を味わったとのこと。


テーマが重い。もう、バットマンはヒーローではなく、
劇中では「一人自警団」と揶揄される。
でも、どちらかと言うと、孤独な自警団。
正義のためには法をも破るが、自分のルールに縛られる。
決して孤高ではない。そして、白昼の光に背を向ける。


対するジョーカーは、ジャックニコルソンのアンチヒーロー
でもなく(もはやバットマンはヒーローではないから)、
かといって、悪のカリスマ?でもない。
キリスト教で時々言われる悪魔の存在の意味、神のための
宣伝…に近いかな。(これは「エクソシスト」だったかな?)


そして、惑わされるゴッサムシティの市民。


詰め込み感もあって、ちょっと一部キャラを勿体ない使い方
しているので、個人的には主眼をバットマンとジョーカーと
市民に絞った方が良かったかなぁ。
それでも、病める世界は映画の中だけじゃないんだよね。