停電。

雷ゴロゴロ。雨脚も強い。
窓を閉め、読書していた５時半過ぎ、雷音と
共に蛍光灯が消える。

う〜む、ブレーカーだったら良いけどなぁ…
さすがにブレーカーはONだ。

マンションのご近所の方々と顔を合わせて、
マンション全体が停電と気づき、管理人室へ
向かうと向かいのビルも停電。
あちゃ〜。町内が停電だ。

関西電力に電話するも「事業所へお願いします」。
いや、電話転送してくださいよ。
事業所は混線か電話には誰も出ず。

ということで、停電モードで懐中電灯…。
わぁ、電池切れているやん。
電池を入れ替え、ラジオを取り出し、情報を。
わぁ、電池ケースの金具がボロボロや。
ラジオ付き懐中電灯でとりあえず解決。
全然災害に対応できてません。
暑いのはしゃないので、団扇で。

不思議なモノで、自分で解決できるわけでは
ないのだが、マンションの住人の皆さんは、
あちこち歩き回る。
まぁ、人の事は言えないが。

停電から１時間、空は暗くなり、周りは停電
から復帰して灯り始める。
妹君は恨めしそうに、窓から灯火を見つめる。

もう一度、事業所に電話すると、「もう少し、
待ってください」とテンパったお兄ちゃんの
声を聞くと文句も言えず。
う〜、でも今日の「電脳コイル」はどうして
くれる！（涙

そして、停電から１時間以上過ぎて、電気が
復帰。
おかんと妹君は夕食を作り始めた。
テレビは何事もなかったように番組を映す。

暑さのあまり、扇風機を回すと妹君から
「電気が復帰すると現金だね〜」と一言。
まぁ、そんなもんです。